豊かな情操と気品のある人材の育成 / 音楽のプロフェッショナルを育てる大阪府立高校唯一の音楽科 - 大阪府立夕陽丘高等学校
夕陽丘高校は2026年(令和8年)に120周年を迎えます。
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豊かな情操と気品のある人材の育成をめざして

一人ひとりの進路希望を実現する学習システム

勉強合宿風景夕陽丘高校では、将来の社会を支える若者を育成するために、一人ひとりの進路希望を実現できる学習システムを構成しています。

たとえば、1年生の時から進路適性検査の実施や進路講演会・進路体験セミナーなどの開催、2年生では分野別進路説明会の実施や、オープンキャンパス体験や卒業生の受験体験を聞く会など、来るべき将来を考える場を作るとともに、夢を見つけ、実現のための計画的・継続的な動機づけを行います。

そして1・2年生対象に勉強合宿の開催や、公共の図書館の自習室の空きを待つことなく勉強する場を提供するため、空調の効いた自習教室の開放や、早朝講習・土曜講習、夏期/冬季/春期の特別講習を行うなど、ほぼ全員大学へ進学を希望する生徒さんに対して可能な限りのサポートを行っています。

豊かな情操と気品ある人格を育む

音楽科の授業風景そしてさらに、教育方針である豊かな情操と気品ある人格を育むためには、なによりも人として生きていく上で大切なことは何かをしっかりと考える必要があります。夕陽丘高校では多感なこの時期にしっかりと自分と向き合い、客観的に自身を見つめてゆけるプログラムをたくさん用意しています。

夕陽丘高校での3年間の生活は、今後歩む長い人生の土台とも言えます。この3年間で、勉学はもちろんのこと、様々な行事を通して生徒たちは、大きく成長していきます。

2011年台湾修学旅行 現地・桃園高級中学(高校)への交流訪問文化祭や体育祭などクラスで取組む行事は、主体的に判断し行動できる力、リーダシップの育成の場として、また、海外の学校との交流、ニューヨーク英語研修、海外留学生の受け入れなど、異文化に触れ、広く国際社会で通用する教養や人間性、そして新しい発想に挑戦するための様々な行事や学びの機会を作っています。

このように夕陽丘高校では、人として心を通わせる行事や交流の場、将来を見据えて社会や海外、そしてすばらしい芸術に触れる機会をつくり、時代の変化を鑑みながら、様々な試行錯誤を重ねつつ、日々生徒たちと向き合っています。

歴史を知ることは、現在をより深く知り、未来を見通すこと

夕陽丘高校には、その教育方針の思いを大切にし続けてきた100年以上の歴史があります。戦前から現在の時代にも、教育精神は揺るぎなく受け継がれてきています。

大正二年(当時大阪府立夕陽丘高等女学校) 体育会の体操風景今ではあまりみられない研究室という部屋や、自らで運営する精神をもつ自治会など、学校として生徒だけでなく教員を含めて、探求心や自由を重んじる自立精神を持つ伝統が受け継がれてきています。

学びの場は、時代に先行しようとするだけでなく、時代に流されるのでもなく、しっかりと人々の失敗と成功の上で考え出された叡智が詰まった歴史を温めながら、創り上げてゆくものだと考えます。

先見性を持って時代を先駆ける人が育ってゆく、夕陽丘高校はそんな社会の人材(人財)が育ってゆくような土壌でありたいと考え、私たちは生徒と一緒に夕陽丘高校で日々研鑽をしてきています。